西暦3世紀頃、日本列島では邪馬台国があったかもわからない時代ですが、地中海
にはローマ帝国があって、クラウディウス・ゴティクスという皇帝がおりました。
当時はキリスト教が迫害を受けながらイタリアに浸透しつつありました。
ゴティクス帝は兵士の士気低下を防ぐため兵士の婚姻を禁止していたのですが、
キリスト教の司祭であったバランティアヌスという人が、ある兵士のための秘密の
結婚式を取り持ってあげたのだとか。
これを知った皇帝が激怒してバレンティアヌスを処刑したのが2月14日、以後、
彼はキリスト教における殉教者として2月14日に崇拝されるようになりましたとさ。
この話がバレンタインデーの由来なのだそうですが、史実としてどこまで本当か
わかりません。
2月14日は結婚をつかさどるローマの女神「ユノー」の祝日だったという話もあり
ますが、いずれにせよ、カトリック教徒の宗教行事から発展したもののようです。
現代日本人はキリスト教的文化が大好きなようで、私などには少々理解に苦しむ
ところがあります。
そもそもなんでチョコレートなのかわかりません。
チョコを食べるよりイスラム教徒の真似して断食した方が、私のようなオジサンの
健康にはよっぽど良さそうに思えます。
これはヒガミでしょうか。。。
(日野 孝次朗)