2020年4月17日金曜日

コロナ流行で外出制限の春

毎年春になりますと、庭の草花や水生生物の様子を取り上げるのですが、今年はコロナウィルスの流行で世の中も僕の気持ちも「どんより」していて、明るい話を考える気分にならなりません。


相模大野の駅前も閑散としていて正月みたいだし、

駅の中もこんな感じで寂しいです。



今朝のニュースでは、国が国民一人ずつに10万円を支給すると言ってました。

10万円もらえたら個人的にはうれしいです。

でもね。。。

1億2000万人に10万円って、全体で12兆円ってことですね。

そのお金は誰が負担するのかな。

未来の日本国民ですよね。

しかも少子高齢化でいずれ人口が何分の一かになって、その人口のほとんどが高齢者になっている時代の日本国民ですよね。

消費税は今よりもあがって、復興なんとか税とかも追加されて、働いている人達の負担は今よりもずうっと大きくなっていますよね。

その未来の日本で働いている人たちは卒業式も入学式も省略されて、学校で友達と遊ぶ機会も少なくなった世代かもしれませんね。

僕らがもらう10万円は未来の日本国民が働いて納税して作り出すお金ですね。

その重みについて、テレビに出てくる有識者の方々はまったく気にしていないですね。

国にはやく金をだせ、と言う人ばかりで、使われる税金の負担について正面から向き合って話をしている人を、まだ一人も見たことがありません。

政府はすでに莫大な借金をしていて、社会保障制度もいずれ破綻するかもと懸念されていると聞いているけれど、今をしのぐ方法として、今議論されていることは適切な選択肢なのだろうか。

外出制限には限界があるし、いつ終息するかわからないと言われているのに、外出制限のためにこんな調子で税金を投入していていいのか。

ならばこの秋にも、冬にも、来年の春にも、そして2022年もそのあとも、そうやって税金を投入して外出制限をすることになったら。。。

そしてこの先、巨大地震がきたらとんでもないことになります。
社会にとってのリスクはコロナウィルスだけではないのにな。