秋分の日が近い9月20日、久しぶりに車で湘南方面へドライブしました。
海岸沿いは駐車場が閉まっていましたが、四之宮あたりでどうにか駐車スペースを確保しまして、波打ち際を散策しましたよ。
ここは金目川の河口付近です。
風がちょっと強めですが、青天に雲が少したなびいている。
ようやく、すがすがしい季節になりました。
30分ほど潮風にあたってから、相模川沿いに北上して寒川神社へ。
ここの神様は八方除けの守護神様だそうで、
私は八方除けとかは気にしたことがありませんけれど、
その点ではたいそう人気があって、
遠くから参拝される方が多いそうです。
祭神は
寒川比古命 (さむかわひこのみこと)
寒川比女命 (さむかわひめのみこと)
ここ寒川町の神様?
ということではなくて、私は勝手に「さがむ川(相模川)の神様」と思っています。
さがむの国は、さがむ川の流域の国ですから、
結果的に「サガムの国の神様」ということであろうと。
ちなみに、のちの相模の国は、相模川流域である東部と、
西部にあった「磯長国」が大化以後に合併して成立したという話があります。
神社の創始時期は、どういう根拠かは知りませんが、
雄略天皇の時代だそうです。
埼玉の稲荷山古墳で「ワカタケルのおおきみ」の名が刻まれた
鉄剣が出土していますし、このおおきみが雄略天皇だとすれば
この時代の関東平野一帯の豪族がヤマト王権と深い絆が
あったと想像されます。
ということは、国家的な規模での祭祀制度の一端として
この神社が成立したのかもしれません。
サガムの国の豪族を大和王権が一括統治するうえで、
もともとは川の神様だったサムカワの神を
<相模の国の神>に格上げする必要があったのかな。
つまり、この神社の祭祀者は相模の国の間接統治者だったかなと。
歴史的情報が少ない神社ですが、
かなり古い時代から祀られていた神様なのでしょう。
さて。そんな妄想をしつつ帰宅しまして。
途中の「かねだい(ペットショップ)」で
買い物してから帰りました。
それから水槽を手直しして、こんな感じにしました。
ひ