2015年9月29日火曜日

連休はお庭で水作業

珍しい大型連休ともなりますと、たぶん道路は渋滞。

どこに行っても人が一杯ではないかとネガティブな想像が働きまして、

おおむね、家でゆっくりすることといたしました。



古い貸家の我が家には、古い風情の庭があります。

その一角には、本当はプラスチックなのに立派な陶器に

見えてしまう大きな水鉢がひとつ。

買ったとき、これを片手で持って歩いたら、通行人が驚いてた。




いっぽう、家の中には小型の熱帯魚水槽があります。

3ヶ月前に清掃したあと、ほったらかしでしたので、

そろそろ水換えが必要です。

ろ過装置を見ると、こんな感じ↓



よく見ると、この粒つぶの中にゴミがたまっています。

この穴などに生息するバクテリアが水を浄化していますが、

カスはとりのぞいてあげないと。。。






清掃しますと、どうしてもこんな黒い水がでます。

そして、これは捨てません。

なぜなら貴重な水だからです。

この黒い水の中には有機物やらバクテリアやらが

たくさんふくまれているはずです。




いっぽう、長雨続きのため、庭の水鉢の水はミネラル不足に

なっていると推測します。雨水ですからね。

そこで、水鉢からはペットボトルで水を取り出します。






そのあと、水槽から出てきた黒い水を、こうして水鉢にそそぎます。

ああ、腰がつかれる。






一息ついてエサをやりました。

しばらくして水面をよく見ますと、エビたちがあがってきています。

この鉢の中で生まれた稚えびたち。

さて、この写真の中にいるエビが皆さんには見えますか?

ワタシには5匹見えます。


こうして、日が暮れましたとさ。






ひの


2015年9月28日月曜日

謎の継体天皇の古墳訪問 前編

大阪で風営法のセミナー講師を担当してきまして、

せっかくだからということで、高槻市にある今城塚古墳を

見学してきました。


いつか行きたいと思っていたこの古墳は継体天皇稜だと

言われていますが、宮内庁はここではなく

太田茶臼山古墳の方を継体天皇稜に指定しています。



宮内庁が天皇稜に指定してしまうと発掘できないので、

学術調査ができず、謎のままとなってしまいます。

ところがこの今城塚古墳は、宮内庁の勘違いによって

「天皇稜ではない」ということになっており、

おかげで十J数年前から本格的な調査が実施されました。





古墳の一角にこんな埴輪が並べられています。

祭祀の儀式を表したもので、実際にこのように

配置されていたらしいです。




それがこうして間近でみれるとはウレシイです。

付近にだれもいません。土曜日なのに。。。。






写真ではわかりにくいですが、巨大な古墳です。

なにしろ、古代史上とても重要な大王の古墳です。

5世紀末、倭国王家は内紛によって王位争いが続き、

跡継ぎ不足になってしまったのか、本来倭王の継承権が

無いはずの地方王族が、紆余曲折のすえ倭王になったと

日本書紀に書かれています。

なんと、越の国から来た大王とのこと。

つまり、本家はのっとられたと私は推測します。




夢がふくらむじゃないですか~♪

謎多き大王の姿を想像しながら、へっこんだお腹もふくらますため

付近のウッディさんというお店にお邪魔しました。

こんなすごいボリュームの定食で700円だと!

すごくおいしかったです。ごちそうさまでした。




さて、それでは本命の歴史博物館に突入です。

早く入らないと閉館になってしまう。


次回につづく。