大阪で風営法のセミナー講師を担当してきまして、
せっかくだからということで、高槻市にある今城塚古墳を
見学してきました。
いつか行きたいと思っていたこの古墳は継体天皇稜だと
言われていますが、宮内庁はここではなく
太田茶臼山古墳の方を継体天皇稜に指定しています。
宮内庁が天皇稜に指定してしまうと発掘できないので、
学術調査ができず、謎のままとなってしまいます。
ところがこの今城塚古墳は、宮内庁の勘違いによって
「天皇稜ではない」ということになっており、
おかげで十J数年前から本格的な調査が実施されました。
古墳の一角にこんな埴輪が並べられています。
祭祀の儀式を表したもので、実際にこのように
配置されていたらしいです。
それがこうして間近でみれるとはウレシイです。
付近にだれもいません。土曜日なのに。。。。
写真ではわかりにくいですが、巨大な古墳です。
なにしろ、古代史上とても重要な大王の古墳です。
5世紀末、倭国王家は内紛によって王位争いが続き、
跡継ぎ不足になってしまったのか、本来倭王の継承権が
無いはずの地方王族が、紆余曲折のすえ倭王になったと
日本書紀に書かれています。
なんと、越の国から来た大王とのこと。
つまり、本家はのっとられたと私は推測します。
夢がふくらむじゃないですか~♪
謎多き大王の姿を想像しながら、へっこんだお腹もふくらますため
付近のウッディさんというお店にお邪魔しました。
こんなすごいボリュームの定食で700円だと!
すごくおいしかったです。ごちそうさまでした。
さて、それでは本命の歴史博物館に突入です。
早く入らないと閉館になってしまう。
次回につづく。