2015年9月28日月曜日

謎の継体天皇の古墳訪問 前編

大阪で風営法のセミナー講師を担当してきまして、

せっかくだからということで、高槻市にある今城塚古墳を

見学してきました。


いつか行きたいと思っていたこの古墳は継体天皇稜だと

言われていますが、宮内庁はここではなく

太田茶臼山古墳の方を継体天皇稜に指定しています。



宮内庁が天皇稜に指定してしまうと発掘できないので、

学術調査ができず、謎のままとなってしまいます。

ところがこの今城塚古墳は、宮内庁の勘違いによって

「天皇稜ではない」ということになっており、

おかげで十J数年前から本格的な調査が実施されました。





古墳の一角にこんな埴輪が並べられています。

祭祀の儀式を表したもので、実際にこのように

配置されていたらしいです。




それがこうして間近でみれるとはウレシイです。

付近にだれもいません。土曜日なのに。。。。






写真ではわかりにくいですが、巨大な古墳です。

なにしろ、古代史上とても重要な大王の古墳です。

5世紀末、倭国王家は内紛によって王位争いが続き、

跡継ぎ不足になってしまったのか、本来倭王の継承権が

無いはずの地方王族が、紆余曲折のすえ倭王になったと

日本書紀に書かれています。

なんと、越の国から来た大王とのこと。

つまり、本家はのっとられたと私は推測します。




夢がふくらむじゃないですか~♪

謎多き大王の姿を想像しながら、へっこんだお腹もふくらますため

付近のウッディさんというお店にお邪魔しました。

こんなすごいボリュームの定食で700円だと!

すごくおいしかったです。ごちそうさまでした。




さて、それでは本命の歴史博物館に突入です。

早く入らないと閉館になってしまう。


次回につづく。