新潟県の奥只見湖での夏休みです。
お盆前なので道は渋滞しておりません。
関越道で小出インターチェンジ→シルバーラインを経由して銀山平キャンプへ到着。
関越道で小出インターチェンジ→シルバーラインを経由して銀山平キャンプへ到着。
湖と清流にのぞむ、人影の少ないキャンプ場です。
天気は良好。初日はいたって順調です。
今年はトム師匠と合同できなかったのが残念ですが、これまでの教えを元に挑戦いたします。
とは言え、初日はテントの設営で時間を費やし、本番は翌日であります。
さて、朝です。
とは言え、初日はテントの設営で時間を費やし、本番は翌日であります。
さて、朝です。
師匠からいただいた薄茶色の毛ばりで投げ込みます。
まずはキャンプ場近くの川の中流から。
で、アタリも無いまま上流へ向かいます。
行き止まりの小さな砂防ダムの下で、一匹ゲットしました。
12センチくらいの岩魚です。
最初の一匹はとてもうれしいです。
写真を撮って逃がしてあげました。
ちょっと自信がわきました。
それから1キロほど下った湖の河口付近を散策しました。
遊び半分で、ひざ下まで水につかってスプーンを投げました。
付近に釣り人なし。
この時間に釣る人などいないのでしょう。
しばらくすると、何かかかりました。
まさかトラウトか?
いや、ウグイでした。
ここはウグイも多いらしく、さらに一匹かかりました。
ウグイは食べれるらしいですがリリースです。
午後はタープで昼寝をして、目が覚めてから湖へでかけました。
大きい川の河口付近でテンカラ釣りでチャンレンジ。
すると、毛ばりに反応してか、かなり大型のトラウトが水面からドボンとジャンプしました。
その魚影のあまりの大きさに、私は心臓がバクバクして、恐怖すら感じたのであります。
あんなのがかかったら竿がもたない。。。
でも、いるんだね。たぶん、ニジマスだったです。
気をよくしてしばらく投げ続けますと、ありがたいことに山女↑がかかりました。
奥只見で山女を釣ったのはこれが初めて。
そして自然の川ではこれが二度目の体験でありますから、
非常にうれしい。
20センチには足りないくらい。すぐにリリースであります。
さらに続けますと、ウグイ↑らしき魚がかかりました。
20センチはあるかしら。婚姻色というのか、少しオレンジが入っています。
これでもう満足! リリースして撤収であります。
翌朝、キャンプ場のさらに上流にあるキャンプ場跡地を散策しました。
今はキャンプ施設の廃墟しかありませんが、川は相変わらず清らかに流れています。
藪や流木がいっぱい。人影はありません。
そこに踏み込んでしばらくすると、私は虻の大群に囲まれていました。
逃げても逃げても追いかけてきます。
たぶん、生暖かいオッサンの体臭に誘われてきたのでしょう。
軽く30匹はいるのでないか。
悪戦苦闘のため撮影した画像も乱れております。
ヒッチコックが「虫」という映画をつくったらこんなシーンになるだろう
というくらいの、恐ろしい状況となりました。
こんなの
とか
こんなヤツに包囲されたのです。
いずれも吸血虫であります。
逃げるのも無駄と気づき、もっていたウチワで反撃に転じました。
他人が見ていたら、川のほとりでウチワを振り回しているオッサンに
腹をかかえて笑っていたことでしょう。
ようやく虻を撃退したときには、全身汗でびっしょりでありました。
周囲は虫の息の虫たちがたくさん転がっております。
宮本武蔵の気分だが、なんとなくむなしい。
もう二度とあそこには行かない!
そう心に誓って、午後は昨日イワナが釣れた川のタマリ↑でテンカラ釣りにしました。
今度は黒い毛ばりで挑戦します。
しばらくすると、オオ! イワナさんゲット。
手をつめたく冷やしてから、そっと触れてみました。
カワイイ!!
その後もジャカジャカ釣れまして計9匹。
もしや自分は天才? いや、たまたまでありますよ。
いやこれは。。。師匠がつくった黒い毛ばりのおかげだ!
そしてリリース。
そしてリリース。
休憩してから、今度はキャンプサイトそばの川で再挑戦。
すると、またもやイワナがかかりまして、釣れた岩魚を急こしらえのイケスへ投入。
どういうわけか1時間ほどの間に10匹のイワナがかかりました。
イケスの中ではたくさんのイワナさんが泳いでいるかと思いきや。
わずか3匹しかいません。逃げられたのであります。
この程度の防壁は簡単に突破するのですね。
さすがイワナさん、エライ!
と敬意を表しつつ、イケスを解放して、この夏の釣りを終えたのであります。
ああたのしかった!!
それもこれも、トム師匠の手ほどきのおかげです。
感謝感激であります。
翌日、無事に帰宅しました。
帰り間際、付近の荒沢ヒュッテへ向かいました。
そこにはこんな石碑があります。
魚供養。大物釣果祈願。とあります。
もう終わったけれど、次回を期待して手を合わせました。
お魚さんたち、ありがとうございました。
アブさん達は来年いませんように。
ここでは付近の沢の水がでています。
ここの水はおいしいと評判なので汲んで帰りました。
そこの水槽には大きなイワナさんが泳いでいました。
おわり