2012年9月5日水曜日

釣山紀行 H24 その3


前置きが長くなってしまったが、写真の大きな木はブナ。

これは去年の集中豪雨の時、山の土石流と一緒にここまで押し流され、1メートル程の土石の中で、この状態で立っていたので、そのまま残されたそうだ。

このブナは、この冬の何メートルもの雪にも耐え、この場に息づいていた。

僕と小さい人は、このブナを「奇跡の木」と名付けた。

  これは去年の集中豪雨の始まりの時点の写真。

この翌日、水嵩は1㍍も上昇してきた。

数年前にも数日雨が続き、川がこんな状態になったことがあった。

その時はキャンプ場の東側の山から土石流が襲って来たが、僕達は場所の取り方で難は逃れた。

その時の経験で、僕達は翌朝撤収することを決断した。


(つづく・・・)