前置きが長くなってしまったが、写真の大きな木はブナ。
これは去年の集中豪雨の時、山の土石流と一緒にここまで押し流され、1メートル程の土石の中で、この状態で立っていたので、そのまま残されたそうだ。
このブナは、この冬の何メートルもの雪にも耐え、この場に息づいていた。
僕と小さい人は、このブナを「奇跡の木」と名付けた。
これは去年の集中豪雨の始まりの時点の写真。
この翌日、水嵩は1㍍も上昇してきた。
数年前にも数日雨が続き、川がこんな状態になったことがあった。
その時はキャンプ場の東側の山から土石流が襲って来たが、僕達は場所の取り方で難は逃れた。
その時の経験で、僕達は翌朝撤収することを決断した。
(つづく・・・)