2012年2月22日水曜日

渓魚は今だ醒めやらず その1

立春は過ぎたものの「冬来たりなば春遠からじ」とはいかない昨今。 2月も早半ばも過ぎ、渓流の解禁も間近になったが、テンカラ師の解禁はまだまだ先のことである。

 解禁当初は、やはり餌釣りが一番だろう。 ネイティブの岩魚しか釣らない僕の解禁は5月の声を聞くころだから、今は毛鉤を作ったり渓魚が無事冬を越えられたかを想う日々である。 

又僕は、養殖放流の渓魚を釣りたくないので、放流されていない渓流にしか行かないので今は行く川も限られてしまっている現状である。 ネイティブの岩魚の美しい魚体を見たら、きっと渓流釣り師なら魅せられるはずだし、絶対乱獲なんか出来ない。

 5月初めころでも、岩魚の魚体が痩せていてサビてることだってある。 それだけ自然の中で越冬すると言うことは大変なことなのだろうと実感する。 禁漁中に作った毛鉤の出来具合を試すのに、この時期は管理釣り場に出かける、そして釣り上げたニジマスの燻製を作る。

今回は2月16日に出かけた。
津久井の山奥にある 「リバースポット早戸」 ここは管理棟。  一日の日釣り券を購入する。  4000円を払えば午後5時まで遊べる。  リリースしようが持ち帰ろうが自由。