12月5日から8日までの日程で、上海に出張してきました。
今回の出張では、上海地域のマクロな経済状況についてお話を
伺うことと、上海の企業関係者から現在の実際のビジネス状況の
お話を伺うことが大きな目的です。
初日から現地の色々な会社の皆さんにすっかりお世話になり、
言葉の問題も含めて殆ど不自由を感じることもなく過ごすことが
できました。
非常に恵まれた環境の中で、上海での事業を展開している企業
から直接お話を聞くことができたのは、これからの事業展開を
考えていくうえで、とても貴重な体験となりました。
三日目の午前中には、日系企業が多く集まっている虹橋地区を
訪問しまして、上海の現在の経済状況やビジネス環境について
多角的な視点からの話を伺いました。
ここでも、表面からは見えない上海の実情について核心に
触れる話もあり、自分自身が出国前に抱いていた上海という
地域に対するイメージを少し変える必要があるようにも思いま
した。
これを書いているのは、帰国前夜の午前3時ですが、ホテル
の窓から見えるオフィスビルにはまだ多くの窓に明かりがとも
っています。
実は、中国でも長時間労働が問題となっていて、中国語で
「白領」と呼ばれているいわゆるホワイトカラーの頭脳労働者
では、7割以上が一日10時間以上の労働をしています。
中国では、「鶏よりも早起きで、犬のように眠りが浅く、
ロバよりも働く、女性は男性のように働き、男性は牛馬のよう
に働く」という言葉が自虐的に流行しているそうです。
全速力で走り続けている中国のパワーに圧倒されっぱなしの、
上海出張となりました。
写真入りの記事はこちら↓
http://nozomi-soken.cocolog-nifty.com/blog/(今村正典)