2010年12月14日火曜日

上海出張を終えて

12月5日から8日までの日程で、上海に出張してきました。
 今回の出張では、上海地域のマクロな経済状況についてお話を
伺うことと、上海の企業関係者から現在の実際のビジネス状況の
お話を伺うことが大きな目的です。

 初日から現地の色々な会社の皆さんにすっかりお世話になり、
言葉の問題も含めて殆ど不自由を感じることもなく過ごすことが
できました。
 非常に恵まれた環境の中で、上海での事業を展開している企業
から直接お話を聞くことができたのは、これからの事業展開を
考えていくうえで、とても貴重な体験となりました。

 三日目の午前中には、日系企業が多く集まっている虹橋地区を
訪問しまして、上海の現在の経済状況やビジネス環境について
多角的な視点からの話を伺いました。
 ここでも、表面からは見えない上海の実情について核心に
触れる話もあり、自分自身が出国前に抱いていた上海という
地域に対するイメージを少し変える必要があるようにも思いま
した。

 これを書いているのは、帰国前夜の午前3時ですが、ホテル
の窓から見えるオフィスビルにはまだ多くの窓に明かりがとも
っています。
 実は、中国でも長時間労働が問題となっていて、中国語で
「白領」と呼ばれているいわゆるホワイトカラーの頭脳労働者
では、7割以上が一日10時間以上の労働をしています。
 中国では、「鶏よりも早起きで、犬のように眠りが浅く、
ロバよりも働く、女性は男性のように働き、男性は牛馬のよう
に働く」という言葉が自虐的に流行しているそうです。

 全速力で走り続けている中国のパワーに圧倒されっぱなしの、
上海出張となりました。
 写真入りの記事はこちら↓
http://nozomi-soken.cocolog-nifty.com/blog/(今村正典)