2014年4月23日水曜日

修学旅行は日本の発明か!?

旅客船沈没事故では多数の修学旅行中の生徒も犠牲になっています。
これを受けて韓国では修学旅行の自粛がムードが広がっていて、一部には廃止を求める動きもあるのだとか。

日本だったら修学旅行を自粛するだろうか?と、ちょっと考えてしまいました。
そもそも修学旅行は誰が始めたのか。
調べてみると、「公益財団法人日本修学旅行協会」のHPに良い情報がありました。

それによると、明治19年に東京師範学校で最初の修学旅行が行われたそうです。
その目的には、ナント!「一ハ兵式操練ヲ演習セシメ、一ハ実地ニツイテ学術ヲ研究セシムル」とあります。

行軍を体験させつつと学習させるという発想で始まったのですね。
その後、安価に旅行を体験し見聞を広められる等の理由で、徐々に全国に広まってゆきましたが、今でもその意義については賛否両論あります。

日本の修学旅行は日本独自の経緯で発達してきたようですが、中国と韓国以外の外国ではあまり行われていないようです。

ところで、日本修学旅行協会も気になります。
http://jstb.or.jp/

昭和27年に文部省と運輸省の認可で設立されていますが、官僚の天下り先ではないかとの批判もあるようです。

私にとっては修学旅行の由来を教えてもらったので、全く無意味ということではありませんが。


(日野 孝次朗)