仕事で博多に来まして、
那珂川にかかる住吉大橋の上から海側を望んでいます。
飛行機に乗るまでには少し時間が余ります。
右手へ向かうと住吉神社があるようです。
橋を渡ると住吉神社の参道が見えます。
この奥に本殿がありそうです。
全国にたくさんある住吉神社でも最も古い神社だと思います。
参道には全く人を恐れない鳩たちがいます。
今では普通に平らな場所ですが、
鎌倉時代、このあたりは参道を軸にして
東西に長い岬になっていました。
つまり、住吉神社はかつて西と南北を海に囲まれていたのです。
この奥に社殿が見えます。
この神社は海と関係が深い部族の水上警察署だったと想像します。
祭神は
底筒男命(そこつつのおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
表筒男命(うわつつのおのみこと)
という三種の神様です。
海上交通の守り神です。
浅香山部屋の力士が練習中のようです。
魁皇さん!?
そうか、九州場所ですね。
神社と相撲はしっくりきます。
今日は運がいいかも。
本殿に向かいますと、「歩弓祭」とあります。
今日は神事の日でしょうか。
やってます。
ちょうどよいタイミングで来てしまいました。
でも人は少ないです。
米俵に弓を射るのですね。
武芸を奉納し穢れを追い払う儀式でしょう。
住吉系の神社は全国の水上交通の要衝によくあります。
神奈川でも境川の中流域に一つ見かけました。
古代の物流では河川が幹線経路なのですが、
水上では天候の影響を受けやすいので神様だよりとなります。
住吉神社の起源は2000年以上前までさかのぼるかもしれません。
このあとかえりました。
おわり
ひ