2015年5月13日水曜日

ホール業界向け 2015年6月26日東京浅草 アミューズメントコンプライアンスセミナー第3弾!実施します


セミナーに関する詳しい情報 ↓
http://p-link.co.jp/seminar20150626.html


当初は第一弾で終わるかと思っていたのですが、思いのほか好評を得ているような気がしまして、ついに第三弾を開催することとなりました。

過去のセミナーの様子はこちらにて。
http://nozomi-soken.blogspot.jp/2015/05/2015.html

ホール業界の皆さんが普段「どうでもいい」と思っていることを企業内研修で取り入れるのは難しいうえ、表立っては言えないことは、普通のセミナーでは言えません。

ですので、こうして自分達で主催しない限り言えないこと、だけど言いたくて仕方がなかったことを、自由に発言させていただけますと、日頃の鬱憤の解消にもなりますし、私が納得できる形で業界の皆様のお役に立てることにもなるわけです。

例え話ですが。

お腹が痛くて困っている人が、医者に対して「痛み止め」を求めていたとして、それに応じて薬を処方することが本当の意味で患者の幸福につながるのか。

医者の立場からすると、「あなた、生活習慣を変えないと。いや、考え方を根本からあらためないと大変なことになりますよ。」と説得するのも仕事だと思うわけです。

ただやはり、私が患者さんだったとしても、「うるさいなあ、薬だけもらえればいいんだよ!」と言いたくなるでしょう。

業界の皆様が私などに求めていることと、私が心の中で「業界の皆様のためになる」と思うことにはズレあります。それをご理解いただくのは、きわめて困難だとわかってはいますが、でもあきらめるわけにもゆきません。

それに、これはホール業界に限ったことではなく、日本社会全体に共通する問題を含んでいると考えていますから、ホール業界以外の場でも、このようなセミナーの機会を徐々に増やしているところです。

では一番言いたいことは何か?と言いますと、「きれいごとのコンプライアンスを捨てて自分で考えましょう。」ということです。

その人なりのコンプライアンス、それは「生き方」でもあるのですが、そのあるべき姿を自分で考えて見つけてくださいということです。

「そんなこと誰も考えていないし、外国でもそんな状況ではないだろう」

それは、ごもっともではありますが、ここは日本です。
「法律オンチ」な、矛盾だらけの日本ですが、今、曲がり角に来ています。

あまり自国の特殊性を強調したくはないのですが、教科書やテレビで言っているような一般常識どおりにゆかない現実がある以上、誰かが言わねばならないと思っています。

日本社会のコンプライアンスは、いわば「肩こり」のようなコンプライアンスになりつつあります。
誰かがほぐさないと、このままでは全身が硬直して万病の元となります。

その兆候は皆様もすでに、嗅ぎ取っておられると思います。

とても誤解されやすく、私も怖くて言いにくくいことではありますが、可能な限りのことはやってみたいと思っています。