2012年3月28日水曜日

6.4労働慣行に関する課題(その6)職場における人材教育及び訓練

 組織における人材の育成は、組織自体が成長していくためにもとても重要な課題となっています。また、人間の持つ能力を高め、やりがいをもって自己実現のためにいきいきと活動していくためにも、人材教育は欠かせないものとなっています。

 組織においては、業務を通じた教育としてのOJTや個人の能力を生かした教育・研修などの活用によって一人ひとりのスキルや対応能力の向上をはかることが重要となります。人材教育と訓練は、ディーセントワーク(働き甲斐のある人間らしい仕事)を行っていくための能力開発ということも可能です。

 人材教育を行うにあたっては、あらゆる階層の関係者に対して、平等にその機会を与えなければなりません。