2012年3月7日水曜日

労働慣行(その3) 労働条件及び社会的保護

 労働条件とは、雇用されている人々の賃金や、労働時間や休日などの仕事をする上での待遇のほかに、懲戒や解雇に関する条件、福利厚生に関する条件など多様なものが存在しています。これらの労働条件は、雇用されている人たちやその家族に対して直接的に影響を及ぼします。

 組織は、それぞれの地域における法規制や国際的な労働基準に従っていることは当然として、雇用されている人々にとって働きがいのある労働条件を提示することが必要です。

 また、雇用されている人が家族や地域社会などに対する責任を全うすることができ、仕事と生活のバランスをとることができるようにその労働条件に配慮するべきであるとされています。